地震的中の早川氏が注視する“危ないエリア” 3・11から5年…警戒呼びかけ

 巨大地震と大津波、それに伴う原発事故など、日本に壊滅的な打撃を与えた東日本大震災。あれから5年、複雑な思いを抱える被災者がいる一方で、大多数の国民は震災前と変わらない日々を過ごしている。節目の3・11を迎えるにあたり、数々の地震の発生を予知してきた科学者は地震大国に暮らす我々に改めて警戒を呼びかけている。次に危ないエリアはどこか。災害は忘れたころにやってくる。

 3月11日が近づくにつれ、東北の被災地を中心にマグニチュード(M)9・0という巨大地震の爪痕を振り返る機会が増えている。肉親や家を失った被災者や原発事故によって避難生活を余儀なくされている人々にとっては、あまりに重い5年間だった。

 だが、直接の被害を免れた人々のなかには「のど元過ぎれば熱さを忘れる」の空気が広がっているのも事実だ。

 意識の薄れを感じさせる一例は一時、飛ぶように売れた防災用品にも現れている。

 あるメーカーの担当者は「震災直後は通常の3倍程度の売り上げを記録した。しかし、その後は1年ごとに2~3割は減少していき、現在は震災前にすっかり戻っている。あれだけ甚大な災害だったのに…」と話す。

 的確な地震予知で知られる電気通信大学名誉教授で、日本地震予知学会会長の早川正士氏は「普段からの心がけが重要だ」と力を込める。

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