桜宮高校体罰訴訟 両親「抑止する指針に」 弁護士は「画期的」

 「体罰をなくし、息子のような犠牲者を出さないためにも今回の判決が大きな意味を持たないといけない。体罰を抑止するガイドラインになってほしい」

 男子生徒の父親(46)は判決を受けて記者会見し、そう語った。両親側代理人の関聡介弁護士は「体罰と自殺の因果関係を正面から認めた画期的な判決だ」と評価した。

 父親は「毎日、仏壇の前で日常の出来事などを息子に語りかけてきた。天国で一緒に戦ってくれた息子に感謝したい」と話した。

 大阪市についても「市が学校をしっかりと管理していなかったことが自殺の背景にある。行政の責任を大阪市は認めてほしい」と話した。

 母親(48)も「生きていれば今頃こういう家族関係になっていたんじゃないかなと想像しながら過ごしているし、これからもそうしたい」と声を詰まらせながら語った。

 一方、東京地裁が「優しく責任感が強い半面、ストレスに弱い性格も自殺の一因だ」とし、小村基元顧問の行為が自殺に及ぼした影響度を「7割」としたことについて、兄は「優しさと弱さは違う」と反発した。

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