川崎中1殺害被告人質問(3)瀕死の上村さんは蹴られて川に 「息をしている」仲間の声に被告は…

 《川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件の裁判は、検察官による被告人質問が続いている。詳しい犯行状況を話すときも、被告はきっちりと座ったまま動かない》

 検察官「(上村さんを)泳がせたのは何で?」

 被告「BかCが『泳がせれば?』って言ってきて、(自分は)『いいんじゃない』って」

 《共犯者の少年B、Cはともに傷害致死罪で起訴されているが、Cは関与を否認している》

 検察官「(BかCに)提案されて『いいんじゃない』と言った理由は?」

 被告「そのままおぼれたら、これ以上やらなくて済むと思って、いいんじゃないって言いました」

 検察官「おぼれてほしいと思っていた?」

 被告「少し思いました」

 検察官「Bの供述調書で、遼太君が泳ぐ様子を見てCに『面白くね』と言った話が出ていたけれど、記憶はある?」

 被告「言ってないです」

 検察官「遼太君の様子で覚えていることは?」

 被告「BとCが切っているときはあまり見ないようにしてました。そういうのを見たりすることができなかったんで。切ったりしてんの怖いっていうのがあったりして、見ないようにしていました」

 検察官「君が切っているときはどうだった?」

 被告「少し苦しそうにとか、顔を痛そうにしていました?」

 検察官「(上村さんは)何か話したりしたか?」

 被告「覚えてないです。色んなことを考えたりしてたからだと思います。(上村さんは)『うっ』とかは言ってたけど、あんまり言葉は発してなかったと思います」

 検察官「謝ったり抵抗したりというのは?」

 被告「なかったです。痛そうにはしてたんですけど、嫌がったり抵抗したりはなかったです」

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