川崎中1殺害被告人質問(2)上村さん知人の「倍返しが怖くて」 事件の表面化恐れ殺害

 《川崎市川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件の裁判は、検察官による被告人質問が続いている。質問内容が事件当日のカッターナイフを使用して切りつける場面に移ると、声が震える場面が増え被告の左肩が徐々に下に傾いていった》

 検察官「護岸の斜面で話していて馬乗りになったのはどうして」

 被告「(被告とトラブルになっていた)Xたちに(上村さんを殴ったことを)話したというのと、賽銭(泥棒の件を)人に話したというのを聞いた流れです」

 《被告は2日の弁護側の被告人質問で、被告や上村さんらが賽銭泥棒に手を染めていたと述べていた》

 検察官「腹立つことを何か言われた?」

 被告「そういうこと(1カ月前に暴行を加えていたことや賽銭泥棒など)を関係ない人に言ったことに腹が立ちました」

 検察官「君が遼太君に言ったセリフで覚えているものは?」

 被告「『何でそんなこと言うんだよ』って」

 検察官「遼太君は?」

 被告「『すみません』と謝っていたと思います」

 検察官「共犯者Cは(上村さんに)何か言っていたの?」

 被告「『調子のってんだよ』って」

 《Cは傷害致死罪で起訴されているが、関与を否認している》

 検察官「カッターを使うことになった状況を説明してくれる?」

 被告「馬乗りになった後、Cがカバンからカッターを取り出してきて、(自分が)受け取って上村君の頬を2、3回切りました」

 検察官「Cは何か言っていた?」

 被告「言ってないです」

 検察官「(カッターナイフを渡されて)どういう風に思った?」

 被告「どうも思ってないです」

 検察官「どういうつもりで受け取ったの?」

 被告「脅すつもりで受け取りました」

 検察官「Cは君に差し出してたの?」

 被告「はい」

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