川崎中1殺害被告人質問(1)検察「上村君は3、4回謝っていた」それでも許さず、河川敷へ

 《川崎市川崎区の多摩川河川敷で平成27年2月、市立中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件で、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年(19)=同(18)=の第2回公判が3日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で始まった。被告は2日のときと同じとみられる濃いグレーのスーツ姿で出廷した》

 《2日の初公判では検察側の冒頭陳述などから、事件の経緯、凄惨な犯行内容が明らかになった。被告は事件の約1カ月前、一緒に遊んでいた上村さんらが待ち合わせ場所だった日吉駅(横浜市)に約1時間遅れて到着したことに立腹。普段から上村さんが年下なのに生意気だと感じていたこともあり、青アザができるほど上村さんの顔を殴りつけた》

 《上村さんへの暴行を知った上村さんの知人グループが自宅に押しかけたことで怒りを募らせた少年は上村さんを呼び出し、仲間の少年2人=傷害致死罪で起訴=と一緒に刃物で切りつけたとされる》

 《2日に行われた弁護側の被告人質問では「痛めつけてやろうと腕や脚を切るうち、首を切ったら死ぬかなと思った」と説明。事件が表面化し、上村さんの知人グループから報復を受けたり、逮捕されたりすることを恐れたとし、「最後に自分が切りつけたところで上村君は動かなくなった」などと語っていた》

 《この日の第2回公判は、冒頭から検察側の被告人質問が始まった。証言台に座る被告の斜め前の男性検察官が立ち、被告と周囲の人間関係について尋ねる》

 検察官「(共犯として傷害致死罪で起訴された少年の)Bとは平成26年3月ごろに知り合ったの?」

 被告「はい」

 検察官「遼太君と知り合ったのは平成26年12月下旬、友達の紹介で知り合った?」

 被告「はい」

 検察官「どういう付き合いだった?」

 被告「ゲームセンターで遊んだりしていました」

 検察官「君の家にいったことは?」

 被告「1回ぐらいあります」

 検察官「遼太君のことを何と呼んでいた?」

 被告「カミソンと呼んでいました」

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