不正パスポートで海外渡航疑い、交通違反逃れの京都の精神科医を旅券法違反容疑で再逮捕へ

 京都市内の医師が不正取得した通院患者名義の住民基本台帳カードを悪用し、交通違反の摘発を免れた有印私文書偽造事件で、京都府警に逮捕された精神科医、清水光明容疑者(42)が、患者名義のパスポートも不正取得し海外渡航した疑いのあることが2日、捜査関係者への取材で分かった。韓国やタイなどに渡航していたとみられ、府警は3日中に旅券法違反容疑で清水容疑者を再逮捕し、渡航目的などを詳しく捜査する方針。

 捜査関係者によると、清水容疑者は平成26年11月、自ら経営する診療所の個人情報を悪用し、通院中の男性患者名義の住民基本台帳カードを取得。その直後に患者名義のパスポートを申請し、交付を受けた。府警が入国管理当局などへ照会したところ、清水容疑者は同年末ごろ、不正取得したパスポートを悪用し海外へ渡航した事実が判明したという。パスポートには清水容疑者の顔写真がはられていたが、氏名や住所は患者のものが記載されていた。また、府警の家宅捜索で不正取得したとみられる免許証なども見つかった。

 清水容疑者は昨年11月、京都市内を車で走行中に速度違反で警察官に摘発された際、「免許証を忘れた」としてこの患者名義の住基カードとパスポートを提示し、反則切符に患者名を記載したなどとして、有印私文書偽造・同行使容疑で1月に府警に逮捕された。

 診療所のホームページなどによると、清水容疑者は心療内科のほかにエステ店なども経営。ピアスの穴開け施術のほか、入れ墨なども手がけていた。

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