【衝撃事件の核心】自殺した高1息子のスマホ 執念でロックを解除、母親が見た「いじめ」の証拠

 昨年9月、東京都内の自宅から遠く離れた山梨県大月市のJR大月駅で、都立高校1年の男子生徒(16)が列車に飛び込み自殺した。自殺の本当の理由を知りたい-。母親が執念でロックを解除した息子の携帯電話には、いじめを疑わせるやりとりが残されていた。学校側は調査で「原因は特定できない」としていたが、都教委は初めて調査部会を設置し調査似乗り出した。はたして学校側の調査は適切だったのか-。

 ■ツイッターに「死にたい」

 男子生徒は昨年9月27日、山梨県大月市のJR大月駅のホームから線路に飛び込み、特急列車にはねられ死亡した。遺書もなく、縁もゆかりもない場所での自殺だった。手がかりを求め、母親は息子の死後、携帯電話のロックを解除し、ツイッターの書き込みを見て驚いた。そこには、「死んでしまいたい」「飛び込みたくなった」「ホームドアがあってよかった」といった、自殺をほのめかす内容があったという。

 初めて書き込みを見たという母親は、「本当にびっくりした。生きているときに見ていたら、学校には行かせていなかった」と悔やんだ。

 1月25日に母親とともに記者会見した代理人の弁護士は「LINE(ライン)」のやりとりや学校アンケートなどから、所属する部活動の中でのいじめが疑われると説明。クラスでも孤立していたとし、「浮いていた、『いじられキャラ』だった、1人でいて寂しそうだったなどの状況が明らかになっている」と述べた。

 ■学校「生きている生徒が大事」

 母親によると、昨年10月6日以降、ラインやツイッターを校長ら学校側に見せ、いじめの有無について調査を要望した。その後、何度か調査を要望し、学校側は11月11日、全校生徒を対象としたアンケートを開始。聞き取り調査も行った。

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