危険ドラッグ暴走で3人死傷 元少年に懲役13年判決 長野地裁

 昨年5月に長野県中野市の県道で、危険ドラッグを使って乗用車を無免許運転し、3人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた当時19歳の元少年(21)=同県須坂市=の裁判員裁判の判決公判が20日、長野地裁で開かれ、伊東顕裁判長は懲役13年(求刑懲役15年)を言い渡した。

 元少年側は公判で「危険ドラッグを使っても事故を起こすとは思わなかった」などと主張。しかし、伊東裁判長は「同乗者が危険ドラッグを使用して手足が硬直し、事故を起こす危険があるのを目にしているのに運転を継続した責任は重大だ」と述べた。

 死亡した中野市の消防士、川上育也さん=当時(25)=は事故の3週間前に妻と入籍し、約4カ月後に挙式、披露宴を計画していた。伊東裁判長は「突然の事故で人生を奪われた。その無念の情は察するに余りある」とした。

 判決によると、被告は昨年5月14日、危険ドラッグを使い、時速126キロを超えるスピードで対向車線を逆走して車に次々と衝突。川上さんを死亡させ、別の車の2人に重軽傷を負わせた。

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