官邸ドローン事件 逮捕の男、「イノシシ」一頭まるごと自宅軒先でさばく姿も

 首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、警視庁に威力業務妨害容疑で逮捕された福井県小浜市青井の無職、山本泰雄容疑者(40)の自宅は山間の集落にある。山本容疑者は近所付き合いは少なかったものの、トラブルを起こすこともなかったといい、静かな集落に住む近隣住民は「なぜ地元の人がこんな大それたことを」と驚きを隠しきれなかった。

 近隣住民によると、山本容疑者は約20年前に両親らと家族4~5人で引っ越してきた。山本容疑者は頻繁に外出していたが、近所との付き合いはほとんどなく、住民が路上で会釈をしても反応がないこともあったという。近所の男性(61)は「性格が少し暗い印象はあったが、事件を起こすような人とは思っていなかった」と話す。

 近所でトラブルを起こすことはなかったものの、今年の冬に自宅軒先でイノシシを丸ごと1頭さばいていたことがあったといい、様子を目撃した近所の男性(57)は「この辺では猟をすることは珍しくないが、家の前で動物をさばく光景は異様だった」と振り返った。

 山本容疑者の自宅は数十軒ほどの民家が集まる小さな集落で、住民らは「犯罪とは縁がない本当に静かな場所」と口をそろえる。近くの女性は「事件発生のニュースを見ていても、まさか地元の人が関係しているとは思わなかった。この事件が起きるまでドローンという存在すら知らなかった」と言葉少なだった。

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