一般永住者の摘発最多 「外国人労働者」拡大に一石:イザ!

2014.9.3 08:39

一般永住者の摘発最多 「外国人労働者」拡大に一石

 《一般永住者の犯罪実態 偽装結婚も横行「社会的デメリットも」》

 在日外国人の中で日本人とほぼ同等の権利が与えられる「一般永住者」による犯罪実態が2日、明らかになった。資格を隠れみのに国が想定していなかった単純労働者の受け皿になり、犯罪だけでなく、資格取得のための偽装結婚が横行する本末転倒な側面も浮かび上がる。外国人労働者の受け入れ拡大を安易に進めれば、労働環境や治安の悪化につながりかねず、政府の検討に一石を投じることになりそうだ。

 政府は今年4月、東日本大震災からの復興や2020年東京五輪に向けた建設需要で人手不足が慢性化しているとして、建設業に限り、外国人の単純労働者の受け入れを閣議決定した。外国人労働者を活用し、経済成長を維持する狙いがあるとみられる。

 水面下では移民の大量受け入れも検討されているといわれ、年間20万人の受け入れで人口を維持できるというのが内閣府の試算だ。

 許可要件の緩和に伴う一般永住者の急増で、外国人労働者の受け入れは実質的に進んでいる。

 政府は平成4年、外国人の受け入れに関する基本方針を示した「出入国管理基本計画」を策定。大学教授や経営者、高度な技術者など「国の利益になる高度な人材」の受け入れを進める一方で、単純労働者は受け入れないとしてきた。

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