広島土砂崩れ 土砂崩れ発生後に避難勧告…15年前の教訓生かされず:イザ!

2014.8.20 19:19

広島土砂崩れ 土砂崩れ発生後に避難勧告…15年前の教訓生かされず

 平地が少なく、人口増加に伴い山間部を切り開いて宅地開発を行ってきた広島市。過去にも大きな土砂災害がたびたび発生し、現場周辺も危険性が指摘されていた。しかし、避難勧告が出されたのは、最初の土砂崩れ通報から1時間後になるなど対応は後手に回った。市消防局の金山健三危機管理部長は「災害が起きる前に避難勧告を出せず、遅かった。見直しの必要がある」と話している。

 広島市周辺では10年に1度の割合で、大規模土砂災害が起きている。平成11年6月29日、同市や呉市を中心に発生した土砂災害では、計325カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人という大きな被害が出た。今回の現場となった広島市安佐南区と安佐北区でも6人が死亡した。

 広島地方気象台が最初の大雨警報を発表したのは、19日午後9時25分。大雨による土砂災害の危険が高まったとして、県などが広島市と廿日市市に「土砂災害警戒情報」を出したのは20日午前1時15分だった。

関連まとめ

関連ニュース