むさし証券に行政処分と課徴金勧告:イザ!

2014.6.13 16:16

むさし証券に行政処分と課徴金勧告

 むさし証券(さいたま市)の運用担当者が、金融派生商品(デリバティブ)の取引価格を不正につり上げていた問題で、証券取引等監視委員会は13日、金融商品取引法に基づき、同社に543万円の課徴金納付命令と、行政処分を科すよう金融庁に勧告した。金融派生商品の相場操縦をめぐる勧告は初めて。

 監視委によると、むさし証券の運用担当者は昨年7月と9月、「東証株価指数(TOPIX)先物」で運用した際、発注と取り消しを繰り返して取引が活発であるかのように見せかける「見せ玉」という手法で価格をつり上げ、高値で売却するなどして、不正に約543万円の利益を上げていた。

 東証が昨年7月末、不正取引の疑いがあるとして同社に注意していたが、運用担当者による相場操縦は繰り返され、同社は審査態勢の検証や見直しを行わなかったという。同社は「社内での調査結果を踏まえ再発防止に取り組む」としている。

関連ニュース