22歳ママは「彼氏」と会うため、1歳娘をトイレに置き去りにした

 厚労省によると、23年度の母子世帯の平均収入は約290万円。父子世帯の平均より150万円以上低い。都市部では保育所に預けることも容易ではなく、夜間も受け付けてくれる施設となると、さらに数は少ない。

 仲介サイトを通じて格安のベビーシッターに頼る人もいるが、今年3月には埼玉県富士見市のマンションで2歳男児の遺体が見つかり、シッターの男が逮捕される事件も起きた。

 児童福祉に詳しい花園大の津崎哲郎特任教授は「貧しいゆえに余裕がなく、情緒不安定になる。地域とのつながりも薄れ、行政へのSOSの出し方も分からない。追い詰められた末、子供を捨てるという選択をしてしまう」と分析する。

 一方、シングルマザー問題に詳しい作家の石川結貴さんは「男性に誘われ、子連れでラブホテルに行くような母親もいる」と、若い世代のモラルハザードを指摘した。

 母親は釈放され、不起訴処分となった。府警によると、長女は現在、母親と別れて暮らしている。

 まだ1歳。公衆トイレに置き去りにされても「捨てられた」という認識があるはずがない。ただ、ママがいないと泣いていたのだろう。

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