22歳ママは「彼氏」と会うため、1歳娘をトイレに置き去りにした

 フェイスブックの書き込みは娘を授かった喜びにあふれていた。ただ昨年7月を境に、長女の画像は更新されなくなる。

 別の知人男性によると、母親は出産直後に夫と別れ、三重県内の料亭で仲居として働き始めた。「愛想が良く、お客さんからも人気だった」と店主は言う。長女が自宅でけがをしたと、終始心配そうにしていたことを覚えている。「とても優しいお母さん」。そんな印象しかない。

 だが、仕事は長続きしなかった。数カ月後に無断欠勤して料亭を辞め、その後は職を転々とした。先の知人男性は、母親がいつも「お金がない」とこぼしていたと証言する。「生活に行き詰まっているようだった」

 シングルマザーの困窮

 今回のように、駅や道ばたに置き去りにされる子供は決して珍しくない。厚生労働省によると、保護段階で親が判明していない「棄児」は24年度に過去最多の44人を数えた。親の身元が分かっている「置き去り児童」も同年度で209人に上る。

 「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置する熊本市の慈恵病院が、24年度にゆりかごで預かった子供は9人。親の半分は生活困窮を訴えていた。既婚者はおらず、離婚や未婚のシングルマザーばかりだったという。

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