【衝撃事件の核心】「左腕にタトゥーあり」ネットに尋ね人投稿、女ストーカー「名誉毀損」に:イザ!

2014.4.7 21:00

【衝撃事件の核心】「左腕にタトゥーあり」ネットに尋ね人投稿、女ストーカー「名誉毀損」に

 インターネット上での名誉毀損やプライバシー侵害などの人権侵害が急増している。法務省の統計では、ネット上の人権侵害にあたるという悪質な事案は昨年1年間で過去最多の957件に上った。中には事件になるケースも少なくないという。

 神戸地裁が3月28日、女性同士の交際のもつれから元交際相手の女性の氏名や、この女性が「タトゥーを入れている」などと書き込んだとして、名誉毀損罪に問われたさいたま市大宮区の無職、酒巻貴子被告(50)に懲役6月の実刑判決を言い渡した。

 知らない間に、本人とその近い人物しか知り得ない情報が拡散する-という事件。法務省の担当者は「今後も増える恐れがあり、啓発していかないといけない」とするが、サイト運営側は「違法性と表現の自由の兼ね合いがあり、画一的な基準は作れない」と明かすなど、対策の糸口が見えない状態が続いている。(清作左)

 ■ヤフー知恵袋に質問で刑事事件に

 「××××(女性の本名)さん49才を探してます。ご存じの方、教えて下さい。左腕にドラゴンのTATOOがあります」

 昨年10月17日、兵庫県警生活安全企画課の警察官が、質問サイト「Yahoo!知恵袋」でこんな書き込みを発見した。女性に連絡を取とると、かつて交際していた女の酒巻被告からストーカー被害を受けていることがわかった。

 女性と酒巻被告は平成18年に出会い系サイトを通じて知り合い、交際を始めた。だが、女性同士の交際も24年10月に女性が別れ話を切り出しすと、酒巻被告は「別れる理由を知りたい」と訴え、しつこくつきまとうなどのストーカー行為をするようになった。女性は警察に相談、女性宅前に居座るなどしたとして、酒巻被告はストーカー規制法違反の罪で25年3月に罰金刑を受けた。

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