怒号飛び交い、裁判長「やめてください」…熱を帯びるPC遠隔操作公判:イザ!

2014.3.22 19:43

怒号飛び交い、裁判長「やめてください」…熱を帯びるPC遠隔操作公判

 【法廷から】

 状況証拠を積み重ねて「被告が犯人」と主張する検察側と、「真犯人は別にいる」とする弁護側が全面対決-。4人が誤認逮捕されたパソコン(PC)遠隔操作事件で、威力業務妨害罪などに問われたIT関連会社元社員、片山祐輔被告(31)の東京地裁(大野勝則裁判長)での公判が、第4回まで期日を重ねた。早ければ秋にも言い渡されるとみられる判決に向け、検察、弁護側が序盤から激しく火花を散らしている。

 ■激しい駆け引き

 20日に開かれた第4回公判。午前10時の開廷直後に弁護側は、準備してきた書面を読み上げ、裁判長に“物言い”を付けた。

 「証人が証言を拒絶できる正当な理由を示していないのに、証言させなかった」

 「裁判長が検察官をたしなめてしかるべき場面なのに、一度もそうしなかった」

 これまでの裁判所の訴訟指揮を「首をかしげざるを得ない点が多々ある」と表現したのは、木谷明弁護士。水戸地裁所長、東京高裁部総括判事などを歴任した元ベテラン裁判官だ。

 そして、片山被告の主任弁護人は、平成22年に再審無罪が確定した足利事件などを担当した佐藤博史弁護士が務める。佐藤弁護士は「どうか、分かりやすく説明してください。裁判長の訴訟指揮が正しいということを」と裁判長に迫った。

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