【衝撃事件の核心】遺族「生きたまま溶鉱炉に落としたい」…“鬼畜の所業”に死刑判決は下るか

 受刑者の更生を支援している岡本教授は、無期懲役囚について「仮釈放をもらうために懲罰を避けたいと考え、刑務官らに言われたことに従うだけ。自分の感情を抑制したロボットのような生活を送る」と表現。「死刑と無期で雲泥の差があるとは思わない」と述べた。

 また、無期囚と長年交流した経験を踏まえ、「無期囚は当初、先の見えない恐怖で『死にたい』と考えるが、そのうちに被害者の苦しみも理解する」として、生きて償うべきとの考えを述べた。

 ほとんどが弁護側の質問で、検察側の反対尋問はわずか。裁判員からは質問は出なかった。

 2月26日の最終弁論でも、弁護側は被告の反省や更生可能性などの事情とは別に、約1時間かけて“死刑違憲論”を展開。裁判員に無期懲役を求めた。

 一方、直後に裁判長から「最後に何か言っておくことはありませんか」と問われた西口被告。「遺族の方の意見陳述を聞き、自分がどれだけひどい人間か痛感した。私に対する罰は、遺族が望んでいる極刑が当然の報いだと思う」と述べ、頭を下げた。

 さまざまな思いや主張が交錯した公判に、裁判員はどんな結論を出すのか。判決は3月10日に言い渡される。

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