【衝撃事件の核心】遺族「生きたまま溶鉱炉に落としたい」…“鬼畜の所業”に死刑判決は下るか

 「鬼畜の所業」に死刑判決は下されるのか。平成23年に堺市で象印マホービン元副社長と主婦を殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人罪などに問われた無職、西口宗宏被告(52)の裁判員裁判で、検察側は2月26日、西口被告に死刑を求刑した。別の事件で服役して仮釈放後、わずか4カ月で及んだ残虐な犯行。遺族は法廷で「生きたまま溶鉱炉に突き落としたい」と声を絞り出し、検察側も論告で「鬼畜の所業で命を持って償わせることはやむを得ない」と指弾した。極刑回避を狙う弁護側は死刑の違憲性を裁判員に訴えようと、元刑務官らの証人尋問で「絞首刑は残虐」などと主張したが、裁判員からの質問はゼロ。異例の戦略は果たして裁判員に響くのか。

 ■遺体焼いた犯行、遺族は「生きたまま溶鉱炉へ」

 「生きたまま溶鉱炉にでも落としてやりたい」

 2月26日、大阪地裁堺支部の法廷。被害者の主婦、田村武子さん=当時(67)=の長男は、意見陳述で収まらない怒りをはき出した。田村さんの夫や象印マホービン元副社長、尾崎宗秀(そうしゅう)さん=当時(84)=のめいも意見陳述に立ち、西口被告を「極刑にしてほしい」と述べた。犯行の態様や動機をみると、峻烈な処罰感情はもっともだ。

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