【衝撃事件の核心】殺人、その翌日結婚…「26歳元風俗嬢」と「56歳ニセ教授」の化かし合い

 「バレンタインの前の日しかないぜよ。どうする?」

 京都市南区のマンションで平成25年2月13日、住人の男性=当時(38)=が殺害された事件は、「東大大学院教授」を騙(かた)る50代後半の男が、風俗店で知り合った30歳年下の“花嫁”に送ったメールが殺人の決行日を決めた。「幸せな花嫁さん 愛しています」。事件前日にはそんなメールを送った男だが、花嫁に披露していた自身の肩書はすべてがデタラメだった。

 一方、両親へのあいさつやウエディングドレス姿での写真撮影も済ませ、事件翌日に入籍しながら、花嫁は法廷で「店のいい客だった」と恋愛感情を否定した。欺し欺され合った男と女。事件の真相はどこにあるのか。京都地裁は女に対し懲役11年(求刑懲役13年)を言い渡した。男の公判はこれからだ。

 ■人生かける価値ある女

 元交際相手の男性に対する殺人罪に問われたのは、元風俗店店員の無職、西川麻衣被告(26)だった。共犯として起訴された“夫”は、克己被告(56)。年の差30歳の新婚だった。

 法廷では、犯行前の数日間、克己被告が麻衣被告に送ったメールが読み上げられた。

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