大雪再び 全町民孤立の山梨県早川町、高速開通も孤立なお「食料乏しい」

遠藤さんは「台風などで町が孤立することはこれまで何回もあったので驚きはないけど、雪の多さには本当にびっくりした」と話す。

 同町では14日から一部が停電し、18日も約80世帯で続いた。町では新潟県から除雪車と作業員の派遣を受け、町につながる唯一の県道の除雪作業を進めているが、雪崩が起きている場所もあり、難航している。

 町によると、灯油や軽油、乾電池などの物資が不足したため、18日午後、自衛隊ヘリが搬送した。食糧や水は今のところ足りているが、孤立が続けば、ヘリ輸送の依頼も検討する。

 同町はもともと甲府市などより雪の多い地域だが、辻一幸町長(73)は「こんな大雪は初めてだ。道路が開通すれば医療機関にも行けるようになるので安心するのだが」と話した。

 同町でガソリンスタンドを経営する辻育久さん(66)は「今は客は誰も来られないが、道路が動きだせばガソリンは1日ももたない。県道が開通したらすぐにでも補給しないと間に合わない」と話す。

 温泉旅館「慶雲館」では週末を利用した宿泊客6人が足止め状態となり、20日まで休業することにした。従業員の小薗智己さん(60)は「雪だからしようがないけど、一刻も早く道路が開通してほしい」と疲れ切った様子で話した。

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