記録的大雪 気象庁の予報なぜ外れた? 想定より「多い降水」「低い気温」:イザ!

2014.2.16 11:46

記録的大雪 気象庁の予報なぜ外れた? 想定より「多い降水」「低い気温」

 気象庁は今回、「雪が降って大雪になるところもある」と予想していたが、「8日のような記録的な雪になる可能性は低い」としていた。しかし、実際には甲府市や長野県軽井沢町などでは観測史上最高の積雪を記録、東京都心でも27センチと前回と同じ積雪量だった。予想を上回ったのは、降水が多かったことに加えて気温が想定より低くなったからだという。

 気象庁が14日に発表した予想では、15日朝までの降雪量はいずれも多いところで甲信50センチ、関東南部の平野部で15センチなどとした。しかし、実際は2倍以上降った地点もあった。

 気象庁は低気圧がもたらす暖気などによって、雨になったり積もりにくい雪も交じるとみたが、予想より気温が上がらず雪として降る量が多かった。低気圧を考慮に入れる場合、低気圧の気温や水蒸気量などを観測して予想するが、海上には観測点が少ないので精度が落ちるという。

 気象庁は「甲府市でも降水のすべてが雪として降るとは思っていなかった。気温の予想との違いはわずかだったが、降水量が多いので雪の量としては大きな差になった」としている。

 一方、民間の気象情報会社ウェザーニューズは13日の昼に予想として、「前回並みか、それ以上の雪が降る」と発表していた。

 担当者は「低気圧によって暖気が入っても寒気が下にとどまると予想しており、それに近い形になった」とし、「南岸低気圧は少しの気温差でも雪が雨になるので予想が難しい」と話した。

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