「セックス断られた」妻殺害51歳男、裁判所に一蹴された“ガマンの半生”

 離婚歴が1度ある男は平成12年ごろ、仕事の配送先で妻と知り合った。結婚前に同棲生活を始めると、妻の要求は徐々にエスカレート。トラックの長距離配送で関東や九州に行った際、妻から「寝られへん。はよ帰ってきて」との電話があり、疲労した体にムチ打って高速道路を飛ばして戻ったことも何度かあった。

 妻の要求に文句も言わずに従う理由について、男は「バツイチで失敗したくなかった。妻と一緒になるには我慢するしかないと思った」と説明。同棲から約1年後の15年末に結婚したとき、男はこう決意した。「自分が我慢すればうまくいく。常に我慢することを心がけた」。

 だが、この決意が男の心を徐々に締め付けていく。

 結婚後は妻の意向でマンション(約3千万円)を購入し、犬を同時に5匹飼った。男は「妻は潔癖症で犬の毛が付くのを嫌がり、面倒は私が見ていた」と供述。リビングに犬のスペースを作り、男は犬の毛が付かないように下着姿で世話をさせられたという。「妻が決めたルールに従うしかなかった」と声を落とした。

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