【衝撃事件の核心】クマのぬいぐるみ抱き、電車に飛び込んだ母娘…いまだ身元不明の謎

 兵庫県尼崎市のJR東海道線立花-尼崎間の踏切で昨年12月11日、女性2人が走行中の普通電車にはねられ即死した。兵庫県警尼崎北署はDNA鑑定などから2人が母娘だったと発表。所持品のクマのぬいぐるみ2個を公開し、自殺とみて身元の確認を急いでいるが、事故から1カ月以上経過した今も身元は不明のままだ。

 ぬいぐるみの一つは娘が抱きかかえ、もう一つは現場に落ちており、いずれも血痕が付いていた。身分証も持たず、所持金はわずか500円だったという母娘。最後を共にした血で汚れたぬいぐるみは何を語るのか。(阪神支局 芦田彩、猿渡友希)

 ■クマのぬいぐるみを抱えて飛び込む

 事故は昨年12月11日午後10時20分ごろ、尼崎市七松町のJR東海道線立花-尼崎間の七ツ松踏切で発生した。2人は遮断機が下りた後、電車が迫ってきたことを確認し、踏切内に立ち入り、走行中の電車にはねられた。2人とも全身を強く打ち、即死だった。

 2人は身分証などを持っておらず、遺体のDNA鑑定から母娘と判明した。母親は70~80歳で身長153センチ、黒のダウンコートに長ズボン姿。約500円が入った小銭入れを持っていた。娘は40~50歳で身長164センチ、黒のコートに長ズボンをはいていた。

 クマのぬいぐるみは白と茶の2個。いずれも体長約30センチで、ピンク地に白の水玉模様のベビー服のようなものを着ていた。白は娘がコートの中に抱きかかえるように持っており、茶は現場に落ちていたといい、血痕はぬいぐるみの顔や服の部分に付いていた。

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