スマホ乗っ取りウイルス、ネットに無料作成ソフト 海外で遠隔操作被害:イザ!

2014.1.6 08:28

スマホ乗っ取りウイルス、ネットに無料作成ソフト 海外で遠隔操作被害

 他人のスマートフォンを遠隔操作して、文書や音声データの窃取などができるウイルスの無料作成ソフトがインターネット上で公開されていることが分かった。

 特別な技術がなくても短時間でソフトをダウンロードできるのが特徴。昨年には、他人のパソコンを不正に操作し襲撃予告を書き込み、誤認逮捕を引き起こした事件で男が逮捕されたが、遠隔操作の脅威がスマホに及んでいる実態が浮き彫りになった。

メール越しに感染

 ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」を開発・販売するソフト開発会社「トレンドマイクロ」(東京)が、昨年6月ごろにネット上で確認した。発見当初は「このソフトで、スマホを遠隔操作できる」などと英語で紹介され、37ドル(約3900円)で販売されていたが、同11月ごろからはクリックするだけで無料でダウンロードできる仕組みに変わった。

 ダウンロード後に、パソコンでソフトを立ち上げ、自身のパソコンのIPアドレス(ネット上の住所)を入力するなど簡単な作業で遠隔操作ウイルスが作成できる。文書や音声ファイルに作ったウイルスをつけてメールに添付し、攻撃を仕掛ける相手のメールアドレスに送信し、相手側が添付ファイルを開封すればウイルスに感染させることができる。

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