高速に自転車投げ込んだ少年たち…容疑は殺人未遂、「悪ふざけ」など通じない

【衝撃事件の核心】

 運転しているだけでも疲労困憊(こんぱい)し、睡魔に襲われる未明の高速道路。そんな状態で突然、空から自転車が降ってきたら、反応できるだろうか。とっさにハンドルをきってよけられるだろうか。

 一瞬のうちに「死」が頭をよぎるかもしれない-。兵庫県川西市の中国自動車道上り線で10月、高さ11メートルの陸橋から自転車2台が相次いで投げ込まれた。殺人未遂容疑で逮捕された少年4人は「殺そうと思ったわけじゃない」「悪ふざけだった」と話す。

 しかし、軽い気持ちでやった行為でも、大量に死傷者を出す重大事故を引き起こしかねず、行為の結果は「殺人未遂」に問われる。少年たちにはそんな当たり前の想像力もなかったのだろうか。

 目の前に自転車が落下

 10月14日午前1時55分ごろ、トラック運転手の男性は、通い慣れた中国道を走行中、目の前の光景が信じられなかった。「自転車が降ってきた」。1台目の自転車が投げ落とされた約10分後、狙いすましたように2台目が後続の乗用車のフロントガラスめがけて落下してきた。

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