【衝撃事件の核心】高速に自転車投げ込んだ少年たち…容疑は殺人未遂、「悪ふざけ」など通じない:イザ!

2013.12.22 09:00

【衝撃事件の核心】高速に自転車投げ込んだ少年たち…容疑は殺人未遂、「悪ふざけ」など通じない

 運転しているだけでも疲労困憊(こんぱい)し、睡魔に襲われる未明の高速道路。そんな状態で突然、空から自転車が降ってきたら、反応できるだろうか。とっさにハンドルをきってよけられるだろうか。一瞬のうちに「死」が頭をよぎるかもしれない-。兵庫県川西市の中国自動車道上り線で10月、高さ11メートルの陸橋から自転車2台が相次いで投げ込まれた。殺人未遂容疑で逮捕された少年4人は「殺そうと思ったわけじゃない」「悪ふざけだった」と話す。しかし、軽い気持ちでやった行為でも、大量に死傷者を出す重大事故を引き起こしかねず、行為の結果は「殺人未遂」に問われる。少年たちにはそんな当たり前の想像力もなかったのだろうか。(三宅令)

 ■目の前に自転車が落下

 10月14日午前1時55分ごろ、トラック運転手の男性は、通い慣れた中国道を走行中、目の前の光景が信じられなかった。「自転車が降ってきた」。1台目の自転車が投げ落とされた約10分後、狙いすましたように2台目が後続の乗用車のフロントガラスめがけて落下してきた。

 いずれも運転手のとっさの判断で大事には至らなかったが、トラックや乗用車など計7台が次々に自転車に接触したり、乗り上げたりした。

 兵庫県警は当初、けが人がいなかったことから、器物損壊事件として捜査。しかし、走行中のトラックを狙って自転車を投げ落とし、その状況を確認した後に再び投下していることを重視。さらに、自転車を急ハンドルで避ける車の様子が映っていた高速道路の監視カメラ映像などから、死亡事故になる危険性を十分に認識していたと判断し、殺人未遂容疑に切り替えて捜査した。

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