【衝撃事件の核心】31歳・元社長令嬢はなぜ餓死したか…冷蔵庫にはマヨネーズの空容器だけ

 電気やガス、水道さえも止められた部屋。現金も食べ物もなく、冷蔵庫には中身がなくなったマヨネーズの容器しか残されていなかった。11月下旬、大阪市東淀川区豊里の団地の一室で、この部屋に住む無職の女性(31)が餓死しているのが見つかった。

 女性は生前、認知症を患う60代の母親と同居しており、亡くなった会社社長をしていた父親の保険金を取り崩しながら飢えをしのいでいた。ところが、その蓄えも今年、底を尽きてしまい、死亡の数カ月前には親族に「お金がなくて困っている」と訴えていた。こうした窮状は行政や近隣住民も知らず、誰からも手を差し伸べられなかった。女性はなぜ、ひっそりと亡くなったのか。

 ■変わり果てた姿

 11月15日。「母親が入院している」との通知が、東淀川区役所から女性の姉夫婦に寄せられた。

 姉は数年前に嫁いで団地を出ていた。その後は女性が母親と2人暮らしをしていた。母親が体調を崩したのであれば、区役所からではなく女性から連絡があるはずだった。

 それなのになぜ区役所から連絡が-。

 不審に思った姉夫婦は団地に向かい、部屋に入った。そこで見たものは、女性の変わり果てた姿だった。以前から和室の押し入れに布団を敷いて寝ていたが、この布団の上にあおむけに倒れ、女性はすでに死亡していた。

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