新「立憲民主」は自由な発信認めない? 「日本的リベラルの矛盾」が大嫌い

【桂春蝶の蝶々発止。】

 私は先週のコラムに「日本的リベラルの限界」について書きました。今回も続きです。

 まず、朝日新聞の世論調査(2、3日実施)で、安倍晋三政権の7年8カ月を聞いたところ、71%が「評価する」と答えたという報道には驚きました。それだけの高い評価があるなら、今まで朝日新聞が紙面でこき下ろしてきたことは、世間とズレていたことになりますよね? 安倍首相に一言わびてもいいくらいだと思いますよ。

 そして、朝日好きな人々が「首相を辞任するなら、もう攻撃する必要がない」と批判の切っ先を鈍らせているなら、それは極めて不真面目です。トップなら誰でもいい、何でもいいから攻撃するという「決め打ち」をしてきたわけでしょう? そんなの首相がどれだけいい政策を打ち出したって意味ないですよ。何をしたって批判するわけですから。

 今春、新型コロナウイルスを、新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象に加える改正案に、共産党などは反対しました。「私権制限の歯止めが曖昧だ」という理由です。でも、この特措法は2012年4月、民主党の野田佳彦政権が成立させたものです。その後、私権は制限されました? 安倍政権は制限するというの? 何なんですかね、この矛盾は?(笑)

 私がよく分からないのは、立憲民主党と国民民主党などが合流した新党の代表となった枝野幸男氏が7日、代表選の共同記者会見で、旧民主党時代の問題点として、「内向きの議論をメディアの前でしゃべったり、ツイッターなどで発信したこと」「仲間の足を引っ張ることには、リーダーが毅然(きぜん)とした姿勢を取らないといけない」と言ったことです。

 これ、おかしくないですか?

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