渡辺えり、演劇・音楽・映画への支援訴え「根っこが枯れてしまう」

 新型コロナウイルス禍で苦境に立つ演劇、ライブハウス・クラブ、ミニシアターの3団体が22日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で文化庁など3省庁の関係者に文化芸術復興基金設立の要望書を提出した。全国で緊急事態宣言が解除されても、劇場などに満員の観客を入れるまでには時間がかかる。日本劇作家協会の会長を務める女優、渡辺えり(65)は「一丸となって熱い思いを込めた要望書を送らせていただきます」と支援を訴えた。

 芸術復興を各省庁に要望するため集まったのは、演出家や音楽家、ミニシアター(小規模映画館)の支配人ら。各団体は文化芸術全般を継続的に支援するため、公的資金も入れた「文化芸術復興基金」創設や、個人事業主への「持続化給付金」の運用柔軟化を求めた。

 「演劇、ミニシアター、ライブハウスの人たちが一丸となって、熱い思いを込めて要望書を送らせていただきたい。ぜひお読みいただきたい」と、要望書と署名を手渡した渡辺は切実だった。

 「人材育成がすごく大事。多くのスタッフが必要で、それを育ててきたのがライブハウス、ミニシアター、演劇なんです。サクランボと同じで、実を取って味わうまでに何年もかかる。その根っこが枯れてしまう状態になっている」

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