黒澤満さん通夜に800人 舘ひろし、柴田恭兵ら「あぶない刑事」出演者も参列

 11月30日に肺炎のため死去した映画プロデューサー、黒澤満さん(享年85)の通夜が6日、東京・青山葬儀所で営まれ、故人が担当した日本テレビ系「あぶない刑事」シリーズに主演した舘ひろし(68)、柴田恭兵(67)、浅野温子(57)ら800人が参列した。

 舘は「いつも温かく僕らを包んでくれる人でした。目をかけていただきました」としのんだ。代表作となった「あぶない刑事」は最初、タイトルが好きではなかったと明かし、「『危険な刑事』がいいと思っていたけど『あぶない刑事』でよかった。すごく大きな作品を残していただきました」と感謝。故人が担当した最後の映画「終わった人」で舘はモントリオール世界映画祭の最優秀男優賞に輝いたが、入院中だった故人が「姿を見せたくない」という理由で直接報告ができず、弔問に訪れた自宅で亡きがらに賞状を見せたという。「喜んでいたと聞いています。僕にとっての餞別になれば。ちゃんとした恩返しができませんでした」と涙を流した。

 「あぶない刑事」に主演した木の実ナナ(72)は「何でも相談できる黒澤のオヤジ。ターニングポイントを決めてくれてありがとう」。映画「ゼブラーマン」に主演した哀川翔(57)は「とにかく一生懸命やっている姿をニコニコと見てくれていた」としのんだ。

 祭壇は故人が好きだった胡蝶蘭やユリなど4000本の花で飾られ、遺影は約30年前の撮影現場でのスナップ写真。斎場ではドラマ「探偵物語」や映画「北のカナリアたち」など担当した作品の音楽が流れた。葬儀・告別式は7日正午から同所で。

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