猪木訪朝映像で映った…TBS番組キャスター金平氏、立ち位置はまるで“随行者”!?

 北朝鮮建国70年の祝賀行事参加のために訪朝した、アントニオ猪木参院議員とともに映像や動画に映った、TBS系「報道特集」のキャスター、金平茂紀(かねひら・しげのり)氏(64)の存在が話題となっている。その立ち位置が、中立・客観的な取材者というより、北朝鮮に招待された猪木氏の随行者(当事者)のように見えるのだ。識者からは、問題視・疑問視する声が上がっている。

 猪木氏と、朝鮮労働党で外交を統括する李洙ヨン(リ・スヨン)副委員長の会談が行われた8日、共同通信が会談の様子を捉えた写真を配信した。

 そこには、猪木氏の右隣に座る金平氏の姿が映っていた。さらに、共同通信社のYouTube公式チャンネルで公開された動画では、金平氏が李氏に向かって話しかける様子も確認できた。

 席の位置や李氏への対応を見ると、客観的な取材者というより、猪木氏の随行者のように見える。

 金平氏は1977年にTBSに入社し、モスクワ支局長やワシントン支局長などを歴任した。2016年3月にTBSの執行役員を退任し、その後は同社と契約して、「報道特集」のキャスターを務めている。

 北朝鮮に詳しい麗澤大学客員教授の西岡力氏は「訪朝団の一員としか思えない。日本政府が、対北朝鮮制裁の一環として、全国民に渡航自粛を要請しているなかで、政治家の随行員として行くのは制裁破りを助長することになりかねない。報道の自由はあるが、観察者でなくプレーヤーとなるとすれば、公共性が求められる放送局のキャスターとして一線を越えている疑いがある」と話す。

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