桂文枝、上方落語協会の会長退任へ 不倫&ヤラセ疑惑で「迷惑を掛けた」

 落語家、桂文枝(74)が26日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で開かれた上方落語協会の総会で、2003年から8期務めてきた会長を今期限りで退任することを表明した。在任中は上方落語界にとって約60年ぶりの定席となった繁昌亭の開場に尽力。今年7月には神戸に新定席「喜楽館」の開場を控えているが、同館の命名を巡る疑惑などが報道され、昨夏に意欲を示した9期目を断念した形だ。

 歴代最長の8期15年にわたる“文枝政権”は、思わぬ形で事実上幕を閉じた。

 文枝は総会終了後、取材に応じ「今年で75歳なので、元気なうちに辞したかった。晴れやかでやりきったという気持ち」と話した。

 文枝を巡っては、昨年末から50代女性との不倫疑惑が報じられ、さらに年明けには、神戸・新開地に7月オープン予定の「喜楽館」の名称公募を巡って、文枝がその50代女性に応募させたとするヤラセ疑惑も報じられた。

 この日の総会は非公開だったが、同協会副会長を務める桂きん枝(67)によると、文枝は総会で「今回のことではご心配、迷惑を掛けたと思う。約束通り、今期で会長職を辞したい」と謝罪したという。

 文枝は、在任中の06年に約60年ぶりの定席として繁昌亭を開場に導くなど、上方落語界の発展に尽力した。16年に再任された際には8期で勇退するとの意向を示したことも。しかし、昨年7月に富士山頂で奉納落語を行った際は、サンケイスポーツなどの取材に「元気なうちは(会長を)やってくれと言われている。9期目も必死でやっていきたい」と話すなど、続投に心が傾いていたようだ。

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