「超歌舞伎」W主演は初音ミクと中村獅童、鏡音リンも ニコニコ超会議2018発表会

十二単(ひとえ)を身にまとった初音ミクが会場のスクリーンに登場。ニコファーレ会場にいた観客は“心の目”で見る状態だった

十二単(ひとえ)を身にまとった初音ミクが会場のスクリーンに登場。ニコファーレ会場にいた観客は“心の目”で見る状態だった

 超会議では「分身の術」でおなじみの、演者の動きをリアルタイムで映像化するNTTの技術「Kirari!」では、新たに機械学習を活用。これまで背景色と被写体の色が似ていたときは被写体の抽出が難しかったが、被写体と背景の色情報を教師データとして学習させることで、背景に変化があるようなシーンでもクリアに被写体を抽出できるようになったとしている。

 初音ミクが山車(だし)に乗ってステージ上を練り歩く演出も実現。鏡の再帰反射を利用して初音ミクの映像を映し出す「両面透過型多層空中像表示装置」と呼ばれる映像装置を用いた山車を使うという。

 ステージの近くには、歌舞伎ならではの掛け声「大向こう」の魅力を体験できる「歌舞伎シャウト」コーナーを用意。設置されたマイクに向かって叫ぶと、声が文字となってスクリーン内の役者目がけて飛んでいく。複数のマイク素子と音響信号処理により、周囲の雑音を低減するというNTTの「インテリジェントマイク」と、音場を伝送する音響システム「波面音声合成技術」を活用。騒がしい空間でも音声を拾い、可視化された大向こうの動きと同期して音声が立体的に飛んでいくとしている。

 また、昨年上演した「花街詞合鏡」をPlaystation VR向けアプリとして4月に無料配信し、Blu-ray Discも発売する。

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