“燗”全復活!桂ざこば、新年あいさつ代わりにファン酔わせた

 落語家の桂ざこば(70)が2日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで行われた「米朝一門会」で、落語「上燗屋」を披露した。昨年5月27日に左中大脳動脈閉塞症、塞栓性脳梗塞で倒れて緊急入院。退院後はテレビ、高座と徐々に復帰の場を広げてきたが、サンケイホールでネタを上演するのは、ちょうど1年ぶり。一門の“ホームでの完全復活”を果たして安堵の表情を浮かべた。

 病魔に襲われる前は、酒をひっかけて舞台に上がり、数々の武勇伝を残してきたざこば。ファンへの新年のあいさつ代わりに選んだのは、日本酒にまつわるネタだった。

 「お医者はんから『タバコ、酒やめときや』といわれましてね。よぉ~、吸うてましたから。ピースと1ミリのを2つ持ってパッパパッパ吸うてた。お酒はなんでも」

 まずは枕で、入院した際に主治医から受けた厳重注意を告白。「エラいもんですな。3カ月間、酒止めたら、どんだけ金が残ったか」と笑わせ、「ひとつ、お酒の話を」と「上燗屋」に入った。

 酔った客が屋台「上燗屋」の店主をからかい、からむネタ。「『上燗』と書いたぁるだけに、熱うなし、ぬるうなし、コロ加減で、上燗」と何度も繰り返すところもつっかえることなく、完全復活を印象づけた。

 5月に倒れ、7月31日に退院。入院中の同29日に神戸市内で行われた落語会で仕事復帰した。当初は小咄などで馴らすと、11月9日の京都・長岡京記念文化会館での一門会で「上燗屋」を口演するまでになった。

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