小松原庸子スペイン舞踊団、5日に新春公演 大駱駝艦メンバーが初参加

 日本のフラメンコの第一人者、小松原庸子(86)率いる小松原庸子スペイン舞踊団が5日、国立劇場小劇場(東京都千代田区)で新春公演「大地と炎」を催す。平成12年に初演し、3演目となる今回、麿赤児(まろあかじ)率いる舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」のメンバーが初参加。小松原は「舞踏ならではの表現が入り、新鮮な気持ちで取り組んでいる」と笑顔を見せる。

 「大地と炎」(小松原構成・演出・振り付け)は不毛の大地だった地球が、緑の女神(モニカ・イグレシアス)の力で花園に生まれ変わったものの、人間の嫉妬や争いが女神の逆鱗に触れ、大地が炎によって再び不毛に戻る-という物語。小松原は「テロなど世の中が騒然とし、自然破壊が進んでいる今、上演する意義があると思った」と再演にかける思いを語る。

 今回は過去の上演を「リメークするつもり」で見直し、小松原が大駱駝艦の都内稽古場まで足を運ぶなどして、異例の舞踏との共演が実現。大駱駝艦メンバーが、大地や炎のうねりを独特の動きとエネルギーで表現する予定で、麿が舞踏振り付け・監修を行う。

 「踊りを通じ、いい世界を作りたいという思いが募っている。今だから表現できる『大地と炎』にしたい」と小松原。2部はフラメンコの神髄を見せるショー「フラメンコ・センサシオナル」。

 公演は5日午後2時半、午後7時の2回。問い合わせは(電)03・3314・2568。

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