松本幸四郎家の親・子・孫三代が同時襲名

 歌舞伎の名門、松本幸四郎家の親・子・孫三代が、それぞれの父の名跡を同時襲名する「壽初春大歌舞伎」が2日、東京・歌舞伎座で開幕した。

 37年ぶり2度目の三代同時襲名を果たしたのは、松本幸四郎改め二代目松本白鸚(はくおう)さん(75)、市川染五郎改め十代目松本幸四郎さん(44)、松本金太郎改め八代目市川染五郎さん(12)の3人。

 夜の部の「口上」では、3人が柿色の裃姿で登場。人間国宝の坂田藤十郎さん(86)ら歌舞伎界を代表するスターら22人が勢ぞろいした豪華な舞台に、客席から屋号の「高麗屋!」のかけ声が飛び交った。

 幸四郎さんは「自分が取り組んでいる歌舞伎が、歌舞伎のための力となることを信じ、天に向かって舞台に立ち続ける所存にございます」と、名跡を継ぐ喜びと決意を述べた。

 白鸚さんは昼の部「寺子屋」、幸四郎さんは夜の部「勧進帳」で染五郎さんと親子共演。襲名披露興行は東京・歌舞伎座を皮切りに名古屋、福岡、大阪、京都など全国で行われる。

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