前バレエ協会会長・薄井憲二氏が死去

 前日本バレエ協会会長で、舞踊史研究家の薄井憲二(うすい・けんじ)氏が24日、悪性リンパ腫のため死去した。93歳。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男、秀幸(ひでゆき)氏。後日、お別れの会を開く予定。

 大正13年、東京都生まれ。16歳からバレエを始め、東京大在学中に陸軍に召集され、戦後、4年間のシベリア抑留中にロシア語を習得。帰国後、東勇作バレエ団でダンサー、振付家として活躍した。指導者としても昭和63年、露ボリショイ・バレエ学校の姉妹校、「ソビエト(後にロシア)・バレエ・インスティテュート」を都内に開校(平成10年閉校)。岩田守弘氏(元ボリショイ・バレエ団ソリスト)ら世界的ダンサー育成に尽力した。モスクワ国際バレエコンクールほか、国際大会の審査員も歴任。

 平成18年、日本バレエ協会会長(のち代表理事)、紺綬褒章。著作に「バレエ千一夜」など。

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