舞台は新潟、映画「ミッドナイト・バス」完成 原田泰造さん「心温まります」試写会で挨拶

 佐渡・大膳神社の能舞台や新潟市中央区の万代橋など県内の名所を舞台に撮影された映画「ミッドナイト・バス」が完成し、同市西区の映画館「イオンシネマ新潟西」で9日夜に試写会が開かれた。上映前の舞台挨拶で主役の原田泰造さんは「心温まる映画。ぜひ見てください」と呼び掛けた。

 直木賞の候補にもなった伊吹有喜さんの同名小説を基に、新潟日報社が創業140年を記念し、ストラーダフィルムズ(東京)と共同で製作。ほぼ全編が県内で撮影され、同市中央区のバスセンターや三条市の「白鳥の郷公苑」、弥彦村の弥彦神社なども登場する。

 物語は、東京の恋人(小西真奈美さん)との再婚を考えていた運転手(原田さん)の東京発・新潟行きの長距離深夜バスに、元妻(山本未来さん)が乗り込むことで動き出す。家族の感情の揺れや絆が描かれる作品の県内での初上映を約550人が楽しんだ。

 舞台挨拶で、原田さんは撮影のために大型自動車免許を取得したと明かした上で「教習所に通いながら役を自分の中に入れていった。街中でバスを走らせて練習したときは怖くて、運転に慣れるのに時間がかかった」と振り返った。

 竹下昌男監督は「以前から新潟に縁があり、すてきなロケーションの中で撮影できないかと思っていた。多くの方に見てほしい」と話した。上映時間は2時間半余り。来年1月20日に県内で先行公開され、27日から全国で順次上映される。

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