“エンケン”遠藤賢司さん死去、70歳 入院の翌24日に容態急変

 「カレーライス」などのヒット曲で知られ、昨年6月にがんと闘病していることを公表したシンガー・ソングライター、遠藤賢司さんが25日早朝、東京都内の病院で死去した。70歳だった。同日、遠藤さんの公式サイトで発表された。

 同サイトによると、遠藤さんは「一昨年より胃がんを患いましたが、闘病を続けながら音楽活動を続けてまいりました。新曲のレコーディングに向け体調を整えていました」と復帰に向けて活動していたというが、「10月23日に入院となり、24日に容態が急変し、25日早朝、都内の病院で亡くなりました。享年70才でした」と訃報を伝えた。

 ファンに向けて感謝をつづりつつ、葬儀については「本人の意向を尊重し家族だけで執り行い、年明けには、音楽葬を行う予定です」と説明した。葬儀の詳細は同サイトにて発表される予定。

 “エンケン”の愛称で知られる遠藤さんは大学浪人中の1965年、ボブ・ディラン(76)の「ライク・ア・ローリング・ストーン」に感動し音楽の道へ。「史上最長寿のロックンローラー」を目指す愛猫家で、フォークやロックなどのジャンルを越えた「純音楽」をテーマに独自の活動を展開。俳優として13年公開の映画「中学生円山」にも出演した。

 2015年末に体調を崩し、昨年3月上旬にがんが判明。抗がん剤治療を続け、今年3月26日放送のNHK BSプレミアム「出張ゼミナール~ザ・フォークソング番外編~」に出演するなど回復傾向にあったが、8月ごろから入退院を繰り返していたという。

 ◆遠藤賢司(えんどう・けんじ)さん

1947(昭和22)年1月13日生まれ、70歳。茨城県出身。69年に「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビュー。以後、78年の「東京ワッショイ/不滅の男」などヒット曲を連発。2005年には新たな挑戦として日本武道館で無観客ソロライブを敢行して話題に。俳優としても活躍。09年公開の「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」(堤幸彦監督)に出演した。

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