檀ふみ、高倉健さんに「こんなかっこいい人が世の中にいるのか」 デビューのきっかけを語る

 女優の檀ふみ(63)が7日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」(土曜前7・30)にゲスト出演。30年来の親友である司会の阿川佐和子(63)との息の合ったやり取りの中で、女優になったきっかけとなった「高倉健さんとの出会い」について語った。

 のちの東映社長で、当時の京都撮影所の所長をしていた叔父の高岩淡氏の家に檀が泊まりに行ったとき、同席していたプロデューサーに「女優になってみんか?」とスカウトされた。檀は業界特有のお世辞だと思い取り合わなかったが後日、雑誌の小さな記事に「ポスト藤純子(現在の富司純子)」と取り上げられたところから、どんどん話が大きくなり「出てみようか」ということになったという。

 本人は「背が高い、顔もまずい、演技の勉強もしていない」と全く乗り気ではなかったものの、父で作家の檀一雄氏から説得され、父に逆らえない檀は女優としてデビューすることになった。

 デビュー作となった「昭和残侠伝 破れ傘」の主演は俳優、故高倉健さん。当時、高倉さんを知らなかった檀が周囲に尋ねると「江利チエミさんの旦那さんだった方」と説明を受けた。当時ドラマ「サザエさん」に主演していた江利さんのイメージから「サザエさんの旦那といえばマスオさん」くらいのイメージしかなかったという。

 その後、見学と言われて連れて行かれた撮影所で衣装合わせ、かつら合わせをやらされ、憔悴していたところに高倉さんが登場。「高倉です。よろしく」と折り目正しくあいさつし、足早に去っていく後ろ姿に「こんなかっこいい人が世の中にいるのか」と感銘を受けた。不本意ながら始めることになった女優業だったが「あの人に会えるならいいか」と思い励みにしたという。

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