映画「アウトレイジ 最終章」北野武監督大いに語る「次は彼らの幼少期を」

 裏社会の男たちの情け容赦ない抗争を描く北野武監督(70)の「アウトレイジ」シリーズの最新作「最終章」が10月7日、全国公開される。欲望むき出しの登場人物たちが激突。過激な暴力描写とブラックジョークに加え、初期の傑作「ソナチネ」(1993年)を思わせる映像美が魅力だ。北野監督は「次は彼らの幼少期を撮りたい」と意欲を燃やしている。

■結末が続編を生む

 《関東・山王会と関西・花菱会の抗争後、大友(ビートたけし)は、日韓を牛耳るフィクサー、張会長(金田時男)によって済州島に逃されていた。ある日、韓国滞在中の花菱会幹部、花田(ピエール瀧)がトラブルを起こし、張会長の手下を殺害。張グループと花菱会は一触即発の事態となり、大友は決着をつけるべく帰国する…》

 --北野監督にとって、唯一のシリーズ作品です

 「いつも、結末から次作のアイデアが膨らんでいく。最初は、1作目で終わりにしようと思っていた。殺し方の描写も激しかったしね。でも、ラストで山王会若頭の加藤(三浦友和)が、会長の関内(北村総一朗)を殺して、自分が会長に成り上がった。そうなると、残ったやつらは当然、復讐(ふくしゅう)を企てる。さらに、それに便乗して東京を狙う関西のやくざ、花菱会が動くだろうな、と思いついた」

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