誰も見たことのない音楽とアクションの融合「ベイビー・ドライバー」 30曲に合わせて車がスピン、拳銃が炸裂!

 今回の「ベイビー・ドライバー」も、ウォルター・ヒル監督の「ザ・ドライバー」(1978年)やウィリアム・フリードキン監督の「フレンチ・コネクション」(1971年)といったカーアクションの名作を意識して作ったことを認めるが、「ほかでやっていると思われる映画のアイデアはやるべきじゃない。誰も見たことがないからこそ、映画を作る理由になる」ときっぱりと言い切る。

 「同じようなストーリーだとしても、主観的な視点というフィルターを通すことで、新たな作品を創造できる。例えば今回の主人公をアクション映画にありがちなタフガイにしたら、それこそどこかで見たことがあるような作品になってしまうが、今までにない別の視点を持ち込むことで、誰も見たことのないものにつながる。ほかの作品でも常に、新しい光の中で描くように心がけています」

 7月には敬愛するジョージ・A・ロメロ監督が77歳で他界したが、その死を悼みつつ、まさに新しい視点の重要性を示してくれた映画作家だったと振り返る。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ