誰も見たことのない音楽とアクションの融合「ベイビー・ドライバー」 30曲に合わせて車がスピン、拳銃が炸裂!

【映画深層】

 メロディーに合わせてエンジン音がうなり、ビートとともに銃声がとどろく。8月19日公開の「ベイビー・ドライバー」は、全編にわたって音楽とアクションがシンクロするという、これまで誰も試みたことがないようなことをやってのけた娯楽大作だ。「確かにこのアイデアは野心的だったと思うが、あくまでも自分への挑戦だった。これが今後、どういう評価に結びつくかは観客のみなさんに委ねたい」と来日したエドガー・ライト監督(43)は謙虚に語る。

★映画全体を音楽で演出

 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(2007年)や「ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!」(2013年)など、出身地のイギリスを舞台にした個性的な娯楽作品で世界中に熱狂的なファンを抱えるライト監督だが、今回は舞台をアメリカに移し、ハリウッドの資本で爽快なカーチェイス映画を完成させた。

 主人公は、天才的なドライビングテクニックを持つベイビー(アンセル・エルゴート)。子供のころの事故の後遺症で音楽を聴いていないと耳鳴りがやまない彼は、常にイヤホンを耳にハンドルをさばく。犯罪組織のボス、ドク(ケヴィン・スペイシー)に弱みを握られ、銀行強盗の運び役として使われていたが、ついに最後の仕事を迎えることになり…。

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