NHKネット配信の受信料新設「今は答えられない」連発 会長歯切れ悪く

 NHKの上田良一会長は6日、東京・渋谷のNHK放送センターで定例記者会見を行った。質問は、2019年の実施が見込まれるテレビ放送とインターネットの「常時同時配信」のネット受信料に集中したが、上田会長は「今は答えられない」「7月下旬に答申を受けるまで待って」を連発、歯切れの悪さが目立った。会見での主なやり取りは次の通り。

 ■九州豪雨で「同時配信」を実施

 《記者会見の冒頭、上田会長が言及したのは、九州北部を襲った豪雨に対するNHKの対応についてだった》

 「被災された方々に必要な情報をお届けしたいと考えている。NHKは昨日からテレビやラジオで大雨関連のニュースを継続して放送している。現地の放送局からも随時、全国放送を地域向けの放送に切り替えて伝えている。氾濫の可能性の高い河川を示してリアルタイムで解説する新しい取り組みも始めた」

 《現行の放送法の枠組みでは、NHKによるテレビとネットの同時配信は認められていないが、大規模災害などのニュースは例外だ。今回は同時放送を行っている》

 「ネットで放送の同時提供(同時放送)を行い、避難してテレビを見られない方々にも最新の情報を伝えている。同時提供では、全国放送で関連ニュースを放送していない時間も、福岡が放送している関連ニュースを提供している。テレビとラジオ、ネットを通じて最新の情報を確認していただき、避難や救助活動に役立てていただきたい」

 《この後、上田会長から、今年度のNHKの子会社からの配当総額が過去最高の84億1千万円となったことが発表されるとこちらの話題の質疑応答に移った》

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