映画「007」3代目ボンド役、ロジャー・ムーア氏死去 89歳

 【マンチェスター=岡部伸】英BBC放送によると、映画「007」シリーズの3代目ジェームズ・ボンド役として活躍し、日本でも人気を誇ったロジャー・ムーア氏が23日、スイスで死去した。89歳。死因はがん。3人の子供が公式ツイッターで明らかにした。

 ロンドンのストックウェルで警察官の息子として生まれ、グラマースクールを卒業後、1940年代に映画にエキストラ出演したのをきっかけに、第二次大戦中は英国軍の娯楽部隊に所属した。除隊後に再び大部屋俳優になり、モデルやテレビのステージ・マネジャーなどの職業も経験。50年代に渡米して、テレビドラマに出演し、MGMの契約俳優となった。

 62年、テレビシリーズ「セイント 天国野郎」、71年からの「ダンディ2 華麗な冒険」などのテレビシリーズで活躍。73~85年に、英国の大人気スパイ映画「007」シリーズで、「死ぬのは奴らだ」「黄金銃を持つ男」「ムーンレイカー」「ユア・アイズ・オンリー」など7作にわたって3代目ジェームズ・ボンドを演じた。

 日本では7代目トヨタ・コロナのCMキャラクターを務め、コロナのカタログにも登場した。ユニセフ親善大使などボランティア活動にもかかわり、2003年にはナイトの称号を与えられた。07年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム殿堂入りを果たした。

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