幻の黒澤作品が中国で映画化 未映像化脚本10本が対象

 日本映画界の巨匠、黒澤明監督(享年88)が遺した未映像化の脚本が海外で初めて映画化されることが19日、分かった。

 この日、フランスで開催中のカンヌ国際映画祭で黒澤さんの孫で俳優、加藤隆之(40)が中国のジンカ・エンターテインメント社と会見し、未映像化脚本「どっこい! この槍」を同国で映画化すると発表した。

 黒澤プロダクションによると、ジンカ社が黒澤さんの未映像化脚本10本を対象に中国語訳を進め、映画化を検討。第1弾として「どっこい-」の製作を決めたという。

 日本では2000年の映画「雨あがる」(小泉堯史監督)や02年の「海は見ていた」(熊井啓監督)など黒澤さんの未映像化脚本が映画化されたが、同プロは「海外で黒澤映画が元になった作品はあるが、ライセンス契約を結んで映画化されるのは初めて」と話した。

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