ティートマイヤー氏死去 東西独の通貨統合で手腕

 元ドイツ連邦銀行総裁で、東西ドイツ統一に伴う通貨統合で手腕を発揮したハンス・ティートマイヤー氏が27日、死去した。85歳だった。ドイツ連銀が28日発表した。

 1931年、ドイツ西部メテレン生まれ。旧西ドイツの大蔵次官時代に、当時のコール首相のブレーンとして90年10月の東西ドイツ統一に先駆けた通貨統合に尽力した。日本と欧米がドル高の是正で一致した85年のプラザ合意にも裏方として関わった。

 93~99年のドイツ連銀総裁在任中は、同国の経済と通貨マルクの安定に貢献。欧州単一通貨ユーロの導入にも対応した。発足当初の欧州中央銀行(ECB)でも理事として強い影響力を持った。(共同)

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