高樹容疑者の主張「大麻は安全」ウソ?ホント? 専門家「脳神経がダメになる」

 大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)は、逮捕前に大麻について「安心で安全」などと自説を繰り返してきた。海外では嗜好(しこう)品として合法化されている例もあるが、大麻の成分が脳を傷つけるという研究結果もあり、危険性が指摘されている。

 「チョコレートよりも安心で安全で多幸感が得られる」

 ブログなどで、ことあるごとにこんな主張をしていた高樹容疑者。

 日本では禁止されている大麻だが、オランダや米国の一部の州など国や地域によっては所持が許されている。

 そう聞くと、高樹容疑者の主張にも一理あるように思えるが、脳に有害だという研究結果が出たばかりだ。

 大阪大の木村文隆准教授(神経科学)のチームは今年6月、大麻に含まれる成分「カンナビノイド」が脳の神経回路を破壊すると米科学誌電子版に発表した。

 実験では、マウスに約5日間カンナビノイドを投与したところ、投与しなかったマウスに比べて、神経細胞の突起「軸索」が縮む異常がみられた。軸索の末端にあり、他の神経細胞に情報を受け渡す「シナプス」という部位がカンナビノイドによって除去されたためと考えられるという。この結果を受け、チームは大麻が危険なことを改めて認識してほしいと呼び掛けている。

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