【TVチェック】NHK異例 音楽番組ゲーム音楽ばかり FF、ポケモン、ゼルダ…

 ■曲目選びにこだわり

「『ポケモン赤・緑』など、いわゆる“ピコピコ音”がオーケストラ版になることで、新たな良さに気づけそうな曲を中心に選びました。私も子供の頃、『ポケモン』や『ゼルダ』などを楽しんだ世代。自信をもっておすすめできるゲーム音楽をお届けします」

 製作を担当し、曲目選びにも関わった齋藤琴子ディレクター(27)は、このように語った。

 曲目一覧を見ると、シリーズを代表する曲がずらりと並ぶ中、たまにマニアックな曲があるのが面白い。例えば、「MOTHER」シリーズ。定番の「Eight Melodies」「Pollyanna」に加え、中盤の曲である「フォーサイド(摩天楼に抱かれて)」が混じる。当時リアルタイムでゲームをプレーしていた人ならではの、渋い選曲だ。

 また、「ファイナルファンタジー8」のミニゲーム(カード)の曲「Shuffle or Boogie」も披露。一般的だとは言い難い曲だが、齋藤ディレクターは「どうしても入れたかった曲。手拍子を入れる場面があるのでいいアクセントになるし、奏者の楽しそうな様子も伝わる」と狙いを語る。

 「一人のゲームファンとして、ゲーム音楽を一つの音楽ジャンルとして受け入れてほしいという思いがある」と語る齋藤ディレクター。「ゲーム音楽ファンには、オーケストラならではの“熱気”を感じてもらえたら。単純に聞いていて格好良い音楽が多いので、ゲームを知らない人でも楽しめると思います」と語った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ