ボブ・ディラン氏、ノーベル賞受け入れの意向連絡 授賞式に出席と英紙に

 【ロンドン=岡部伸】ノーベル文学賞の選考委員会スウェーデン・アカデミーは28日、今年の文学賞授賞決定に沈黙していた米シンガー・ソングライター、ボブ・ディランさん(75)が賞を受け入れる意向を示したと発表した。

 ディランさんは「ノーベル文学賞を受賞したことを知り、言葉を失った。この栄誉に感謝する」と述べたという。

 12月10日にストックホルムで行われる授賞式への出席について、アカデミーは「まだわからない」と発表したが、ディランさんは28日付の英紙デーリー・テレグラフ(電子版)の単独インタビューに「もちろん。できることなら」と出席の意向を示した。受賞については「信じられない」「素晴らしいことだ。こんなことを夢見る人がいるか?」と述べた。

 沈黙を貫いていた理由について「今ここにいる」とだけ答えている。

 スウェーデン・アカデミーは今月13日、音楽家として初めてとなる文学賞の授賞決定を発表したが、アカデミー委員を務める同国の作家ペール・ウェストベリ氏は21日、ディランさんと連絡がついていないことを明かし、「無礼で傲慢だ。ノーベル賞を欲しくないのだろう。自分はもっと大物と思っているのかもしれない。あるいは反抗的なイメージのままでいたいのかもしれない」と批判していた。

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