【シネマの華】鈴木梨央が『僕だけがいない街』で見せた胸をえぐられるようなすごみとは…

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公あさの子供時代などを演じた子役の鈴木梨央が、「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督、3月19日公開)で虐待を受ける女児役として、すごみのある演技を見せている。

 鈴木は平成17年生まれで埼玉県出身。5歳で芸能活動を開始し、NHK大河ドラマ「八重の桜」でも主人公の幼少期を元気いっぱいに演じ、話題を呼んだ。

 今回の「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る“リバイバル”という現象に巻き込まれた主人公・悟(藤原竜也、少年時代=中川翼)が、小学生時代に連続殺人犯に殺害された同級生の少女、雛月加代(鈴木)を救う-という物語だ。

 小学生時代にリバイバルした悟が、教室で雛月と出会う。このとき、鈴木の浮かべる悲壮な表情を見て、思わずうめいてしまった。そこには、快活な“あさ”のイメージなど、みじんもない。撮影時10歳の少女が、こんな表情を浮かべられるとは…。

 その表情の意味はやがて明らかになる。雛月は離婚した母とその恋人から、激しい虐待を受けていたのだ。殴打を受け、物置にうずくまっている雛月に悟が駆け寄ろうとすると、「こないで!」と彼女が叫ぶ。その声、その表情には、胸をえぐられるような痛ましさがあった。

 彼女は虐待が原因で家に帰りたがらず、外で1人で過ごすことが多かったために、連続殺人犯に襲われることになる。

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